「シネマサンシャイン沼津」が2026年4月12日(日) をもって閉館することが、発表されました。
沼津駅から歩いてすぐに行ける立地ということもあり、長年愛されてきた映画館です。
2006年から営業されており、地元民からは閉館を惜しむ声が寄せられています。
公式発表では具体的な理由はありませんでした。
こちらの記事では
- シネマサンシャイン沼津の閉館の理由は?
といった疑問を深堀りしていきます。
調べたことをていねいに解説しますので、よかったら最後までご覧くださいね!

【シネマサンシャイン沼津】閉館の理由は?
公式からの発表はこちらです。
シネマサンシャイン沼津は皆さまのご厚情に支えられ2006年より営業をしてまいりましたが、この度、2026年4月12日(日)をもちまして閉館させて頂く事になりました。
長きにわたりご愛顧賜り心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
なぜ閉館するのかは書かれていません。
閉館の理由について考えられることをまとめてみました。
- 設備の老朽化
- 「ららぽーと沼津」への集約
- BiVi沼津とのテナント契約終了
- コロナ渦以降の興行不振



設備の老朽化
開館から約20年が経過し、建物の劣化も進んでいます。
映写機や音響機材の更新には多額の費用がかかります。
シネマサンシャインは全国展開しているため、老朽館を整理し、最新館に投資を集中させる動きも考えられます。
「ららぽーと沼津」への集約
2019年、同じ沼津市内に「シネマサンシャインららぽーと沼津」がオープンしました。
こちらの映画館は全10スクリーン、1,800席もあります。
最新鋭の設備が整っており、集客が新館に流れたことも原因だと思われます。
興行収入の分散を防ぐため、より採算性の高い「ららぽーと沼津」に一本化する方針なのかもしれません。
BiVi沼津とのテナント契約終了
シネマサンシャイン沼津は、商業施設「BiVi沼津」のテナントとして運営されてきました。
一般的にテナント契約は10年、20年のタイミングということが多いです。
2006年に開業したシネマサンシャイン沼津は2026年4月で閉館するとのことでした。
開業からちょうど20年の節目にあたるので、契約更新のタイミングだったのかもしれません。
賃貸契約の満了・再契約見送りの可能性もあります。



コロナ渦以降の興行不振
映画館業界全体で、2020年以降のコロナ禍で観客数が大幅に減少しています。
その後も配信サービスの拡大などで回復が鈍くなっています。
全国的に収益の厳しい館から順次整理されている状況も。
近年はららぽーと沼津など郊外型の商業施設に人の流れが移っています。
家族連れの集客力が郊外に集中しており、駅前型シネコンの存在感が薄れたことも閉館理由の一つかもしれません。
【シネマサンシャイン沼津】閉館の理由・まとめ
シネマサンシャイン沼津の閉館の理由について、考えられることをまとめました!
- 設備の老朽化
- 「ららぽーと沼津」への集約
- BiVi沼津とのテナント契約終了
- コロナ渦以降の興行不振
20年も沼津市民に愛された映画館がなくなるのは残念ですね。
ネットにも、閉館するのは寂しいとの声が多くあがっています。
郊外にららぽーと沼津があるとはいえ、駅前の映画館がなくなるのは大きいですよね。
来年の春までは継続するので、思い出作りに訪れてみてはいかがでしょうか?


